[髄膜腫と携帯電話使用‐北欧5か国における協力的症例対照研究] epidem.

Meningioma and mobile phone use - a collaborative case-control study in five North European countries

研究の目的(著者による)

詳細情報

影響評価項目／リスク推定のタイプ

• 脳腫瘍: 髄膜腫

ばく露

• • 移動体通信システム
  • アナログ携帯電話
  • デジタル携帯電話
• • 個人用

ばく露評価

• インタビュー: 携帯電話使用、使用開始日及び終了日を含む、使用の頻度及び側性、電話の種類、ハンズフリー装置の使用、電話ネットワーク等のその他の要因
• 計算: 平均的な通話の件数及び時間に基づく累積使用時間

ばく露集団

調査対象集団

• グループ:
  • 男性
  • 女性
• 年齢: 20–69年
• 観察期間: 1999年9月 - 2004年2月
• 調査地域: デンマーク、フィンランド（ラップランド北部及びオーランド諸島を除く）、ノルウェー（南部及び中部）、スウェーデン（ウメオ、ストックホルム、ヨーテボリ、ルンド地域）、英国（イングランド南東部のテムズ地域）

症例集団

• 特性: 髄膜腫
• データ源: 当該研究地域における脳神経外科、腫瘍学、及び神経学部門、がん登録

対照集団

• 選択方法:
  • 人口集団ベース
  • 登録ベース
• マッチング:
  • 性別
  • 年齢
  • 地域

調査規模

結論(著者による)

研究助成

• Academy of Finland
• Emil Aaltonen Foundation, Finland
• European Union (EU)/European Commission
• GSM Association, UK/Ireland
• International Union against Cancer (UICC; Union Internationale Contre le Cancer), Switzerland
• Mobile Manufacturers Forum (MMF), Belgium
• Mobile Telecommunications and Health Research (MTHR), UK
• Swedish Research Council (VR)

この論文に対するコメント

• Morgan LL (2010): [読者の反応：髄膜腫と携帯電話使用：北欧5ヵ国共同の症例対照研究]
• Milham S (2010): [髄膜腫と携帯電話使用]
• Auvinen A et al. (2010): [コメントに対する著者回答：髄膜腫と携帯電話使用：北欧5ヵ国における共同症例対照研究]
• Saracci R et al. (2008): [コメント：観察研究では一貫した減少リスクが現れている状況下で弱いリスク上昇が隠れているかも知れない]

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