この研究は、携帯電話使用と脳腫瘍のリスクに関する22件の症例対照研究の体系的レビューと14件の症例対照研究でのメタ分析を行った。その結果、メタ分析では全般的に脳腫瘍のリスク上昇は示されなかった(OR=1.03 ; 95% CI 0.92-1.14);一方、使用年数10年以上(または累積使用時間>1640時間)において、メタ分析全般では1.33倍のリスク上昇が示されたが、政府助成の研究を統合したORは1.07でリスク上昇に有意性はなく、携帯電話産業助成の研究の統合についても同様であった;メタ回帰分析に拠れば、方法論的な研究の質の高い研究の方が大きいリスク上昇を示す傾向があった、などと報告している。(JEICによる注記:抄録には「方法論的な研究の質」の評価法などに言及が無く、確認できない。全般的に研究の説明/吟味が十分でなく、結論導出の裏付けが乏しいと思われる。)
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