この論文は、無線周波(RF)電磁界を「ヒトに対して発がん性があるかも知れない」と分類した、国際がん研究機関(IARC)による評価結果の根拠となった、携帯電話等の使用と脳腫瘍リスクに関する、著者らの研究およびインターフォン研究の両者をメタ分析をしている。その結果、10年以上の使用者における側頭葉の神経膠腫についてのオッズ比(OR)は1.71、95% 信頼区間(CI)は1.04-2.81であった;同側使用での累積使用時間≧1640h群ではOR=2.29、95% CI=1.56-3.37であった;髄膜腫についての同様の値はそれぞれ、OR=1.25、95% CI=0.31-4.98およびOR=1.35、95% CI=0.81-2.23であった、などを報告している。
このウェブサイトはクッキー(Cookies)を使って、最善のブラウジングエクスペリエンスを提供しています。あなたがこのウェブサイトを継続して使用することで、私たちがクッキーを使用することを許可することになります。