この研究は、異なる強度、界の向きの静電界および50 Hzの交流電界へのばく露を異なるばく露期間で与えた生体組織(血漿、肝臓、肺、腎臓)における脂質過酸化および抗酸化酵素であるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)レベルを測定した。脂質過酸化はチオバルビツール酸反応性物質(TBARS)の測定によって評価した。電界強度は0.3 kV / mから1.8 kV / m までの範囲、ばく露期間は1、3、5、7、および10日間、電界の向きは垂直または水平方向とした。その結果、血漿、肝臓、肺、および腎臓組織のSODおよびTBARSレベルの増加は、電界のタイプおよびばく露期間に大きく依存することが示された、と報告している。
ばく露 | パラメータ |
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ばく露1:
ばく露時間:
8 h/day for 3 days
vertical field
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ばく露2:
ばく露時間:
8 h/day für 3 days
horizontal field
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ばく露3:
50 Hz
ばく露時間:
8 h/day for 1, 3, 5, 7 or 10 days
vertical AC field
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周波数 |
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タイプ |
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ばく露時間 | 8 h/day for 3 days |
Additional information | vertical field |
ばく露の発生源/構造 |
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チャンバの詳細 | Animals were placed in wooden cages. Copper plates (50 x 50 x 0.1 cm) spaced 14 cm, were mounted on the top and bottom faces of the cages (50 x 50 x 14 cm) to form parallel plates of a capacitor. Control animals were kept under the same conditions without electric field. |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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電界強度 | 0.3 kV/m | minimum | 測定値 | - | 0.3, 0.6, 0.8, 1, 1.35, 1.5, 1.8 KV/m |
周波数 |
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タイプ |
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ばく露時間 | 8 h/day für 3 days |
Additional information | horizontal field |
ばく露の発生源/構造 |
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チャンバの詳細 | same as in E1 but the plates were mounted on the left and right side of the cage. |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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電界強度 | 0.3 kV/m | minimum | 測定値 | - | 0.3, 0.6, 0.8, 1, 1.35, 1.5, 1.8 KV/m |
ばく露群(静電界(垂直及び水平の向きの両方)ならびに50Hz交流電界)と対照群で、血漿及び組織のチオバルビツール酸反応性物質及びスーパーオキシドジスムターゼの量に統計的有意差が認められた。
電界強度または電界ばく露時間の増加は、血漿及びすべての組織で、チオバルビツール酸反応性物質のレベル及びスーパーオキシドジスムターゼの活性の上昇を生じた。
得られたデータは、数kV/mの範囲の電界はチオバルビツール酸反応性物質のレベル及びスーパーオキシドジスムターゼの活性に対して効果的であることを示している。
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