研究のタイプ: 疫学研究

[縦断的コホート研究で不妊治療を求めている女性の妊娠結果と電力周波数磁界への個人ばく露との関連] epidem.

Association of personal exposure to power-frequency magnetic fields with pregnancy outcomes among women seeking fertility treatment in a longitudinal cohort study

掲載誌: Fertil Steril 2020; 114 (5): 1058-1066

この研究は、磁界への個人のばく露と、不妊治療クリニックに通院する女性のコホートにおける妊娠結果との潜在的関連を、縦断的前向きコホートで調べた。2012-2018年に募集した、体外受精(n = 163サイクル)および/または子宮受精(n = 123サイクル)を行った女性119人を分析に含めた。被験者は個人ばく露モニタを24時間連続で、数週間のインターバルで最大3回装着した。主な妊娠結果として、着床、臨床妊娠、出産、流産を調べた。その結果、磁界ばく露レベルの全日平均(およびピーク)の中央値および最大値は、それぞれ1.10 mG(2.14 mG)および15.54 mG(58.73 mG)であった。全体として、磁界ばく露尺度と不妊治療または妊娠結果との統計的に有意な関連は認められなかった、と著者らは報告している。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

リスク推定のタイプ: (相対リスク(RR))

ばく露

ばく露評価

調査対象集団

調査規模

タイプ
合計 119

研究助成

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