<目的>Phillipsらにより報告された60Hz、0.1mT電磁界ばく露によるCEM-CM3細胞での時間依存性のc-fos、c-jun、c-mycがん遺伝子の転写の変化に再現性があるか否かを検討する。 <方法>CEM-CM3T細胞を1×10^6/mlの濃度で培養し、60Hz、0.1mTの磁界にばく露し、0、15、30、60、120分後の核および細胞質RNAを抽出し、転写率、転写レベルを検討する。 <結果及び結論>1)0時間値を基準にした場合および各時点でのG3PDH遺伝子の転写を基準にしても、磁界ばく露により転写率に変化は認められなかった。2)更に転写レベルにもまったく変化は認められなかった。
Phillips他(publication 913)によって報告された、ヒトリンパ芽球細胞における発がん遺伝子 c-fos 、c-jun 及び c-myc の60Hz磁界で誘導した転写の変化の再現性を評価すること。
周波数 | 60 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | 15, 30, 60 or 120 min |
ばく露の発生源/構造 | |
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チャンバの詳細 | magnetic field or sham exposure was made in matching Forma 3158 incubators placed 3 m apart |
ばく露装置の詳細 | a pair of square Helmholtz coils (37 x 37 cm²) placed 19 cm apart; four flasks containing cells were placed within the central zone (17 x 17 x 5 cm) of the coil, where the magnetic field was uniform within 1%. The coils were energized in a buck mode for sham exposure. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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磁束密度 | 0.1 mT | effective value | - | - | - |
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