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DECT親機

分類:
DECT
同義語:
DECT
説明:

DECTは、コードレス電話および無線データ通信の通信規格である。DECTは、主に1つの建物内の数人間での通信用に設計されており、その通信距離は30 - 50 mである。

DECTはDigital Enhanced Cordless Telecommunicationsの略称である。

周波数範囲:
  • 1,880–1,900 MHz (L バンド)
電磁界の種別:
電磁界

測定値(文献に拠る)

測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
SAR 7.14 µW/kg (最大値) - 1-2歳児の全身平均SARの最大値 [1]
SAR 0.01 mW/kg (最大値, 測定値) - 距離 50 cmでの1-10歳児の全身平均 [2]
SAR 0.03 mW/kg (最大値, 計算値) - 距離 30 cmでの7-10歳児の全身平均 [2]
SAR 0.04 mW/kg (最大値, 計算値) - 距離 30 cmでの1-6歳児の全身平均SARの平均値 [2]
電界強度 0.3 V/m (測定値) - 距離 100 cm [2]
電界強度 0.8 V/m (測定値) - 距離 50 cm [2]
電界強度 1.7 V/m (測定値) - - [2]
電界強度 0.07 V/m (最大値, 測定値) - RFばく露計で24時間モニタされた患者18人の平均値 [3]
電界強度 0.1 V/m (最大値) - 測定箇所30の平均 [4]
電界強度 0.41 V/m (最大値) - オフィス、日中 [1]
電界強度 1.18 V/m (最大値) - 都市地域の77の測定箇所での最大値 [5]
電界強度 1.54 V/m (最大値) - 郊外地域の50の測定箇所での最大値 [5]
電界強度 1.7 V/m (最大値) - Binatone LB617: 距離 25 cm [6]
電界強度 2 V/m (最大値) - Siemens Gigaset 3015: 距離 25 cm [6]
電界強度 2.67 V/m (最大値) - 311の測定箇所での最大値 [5]
電界強度 2.67 V/m (最大値) - 工業地域の54の測定箇所での最大値 [5]
電界強度 5 V/m (最大値, 測定値) - RFばく露計で24時間モニタされた患者18人の平均値 [3]
電界強度 40 V/m (最大値) - Simens Gigaset 3015, Binatone LB617: 装置表面 [6]
電力密度 0.0053 µW/m² (測定値) - スウェーデンの田園地域 [7]
電力密度 0.13 µW/m² (測定値) - スウェーデンの首都 (ストックホルム) [7]
電力密度 0.13 µW/m² (測定値) - 都市地域 [7]
電力密度 170.52 µW/m² (測定値) - 測定箇所213の平均(2009年) [8]
電力密度 211.78 µW/m² (最大値) - 測定点130箇所の算術平均(2009年) [8]
電力密度 0.3 mW/m² (最大値) - 非通話時 [9]
電力密度 0.4 mW/m² (最大値) - 通話時 [9]
電力密度 428.27 µW/m² (最大値) - 測定点130箇所の算術平均(2006年) [8]
電力密度 4.436–5.968 mW/m² (測定値) - 距離 3 m、出力 250 mW [10]
電力密度 19.19–34.57 mW/m² (測定値) - - [10]
電力 0.25 W–20 nW (最大値) - アンテナ出力 [11]

参考文献

  1. Joseph W et al. (2010): [電磁界の個人ばく露計を利用した全身SARの推定]
  2. Ibrani M et al. (2014): [家庭環境における無線通信装置からの電磁界への小児のばく露評価]
  3. Valic B et al. (2015): [子供の典型的なEMFばく露:ばく露量測定とドシメトリ]
  4. Joseph W et al. (2010): [短報:都市環境中のLTE及びRF発生源への公衆ばく露の評価]
  5. Joseph W et al. (2012): [さまざまな環境における新しい無線通信技術からのRFばく露の評価]
  6. Kramer A et al. (2005): Development of Procedures for the Assessment of Human Exposure to EMF from Wireless Devices in Home and Office Environments. ITIS Foundation
  7. Estenberg J et al. (2014): [短報:新規のモバイル・モニタリング・システムを用いて実施した屋外環境における無線周波電磁界の大規模な周波数選択的測定]
  8. Tomitsch J et al. (2012): [電磁界への居住環境ばく露の2006年から2009年までの傾向]
  9. Frei P et al. (2010): [疫学研究のための無線周波電磁界個人ばく露の分類:ばく露評価手法の比較検討]
  10. Schmid G et al. (2007): [家庭や職場での短距離屋内通信用無線技術によるばく露]
  11. Otto M et al. (2007): [電磁界(EMF):子供の環境保健(CEH)に何らかの影響はあるか?]