この研究は、無線機器への日常のばく露を記述することを目的とした世帯調査の一部として、無線通信機器からの電磁界への子供のばく露を評価した。さまざまな無線機器について、機器と使用者の距離別に、電磁界の偏波角が水平から垂直までの間で最大となる全身平均SAR（SARWBmax）を推定した。一方、世帯調査で得られた日常的なばく露時間およびばく露距離を用いて、実験的評価の場所を特定し、その場所での無線機器からの電界強度を測定した。結果として、入射電界強度の測定結果とともに、数台の無線機器にばく露する実生活下での1-10歳の子供のSARWBmaxを報告している。
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