この研究は、携帯電話基地局からの無線周波(RF)電磁界へのモデル化したばく露および認知上のばく露と、時間経過による非特異的な症状および睡眠障害の発生との関連を評価した。人口集団ベースのオランダのコホート研究である「職業・環境衛生コホート研究(AMIGO)」(n=14859;年齢31-65歳)を2011/2012年(T0)に確立し、サブグループ(n=3992)についてのフォローアップを2013年(T1;n=2228)および2014年(T2;n=1740)に実施した。参加者の自宅住所での携帯電話基地局からの遠方界RFばく露を、三次元地理空間モデル(NISMap)を用いてモデル化した。認知上のばく露(0=全くなし;6=非常に強い)、非特異的な症状、睡眠障害をアンケートで評価した。固定効果回帰を含む、横断的および縦断的分析を実施した。その結果、ベースラインでのAMIGO参加者のモデル化したばく露と認知上のばく露との間に小さな相関が認められた(n=14309、rSpearman=0.10)。フォローアップの参加者222人については、T0とT1間でモデル化したばく露が大幅に上昇した(>0.030mW/m2)。このモデル化したばく露の上昇は、同時期の認知上のばく露の上昇と関連していた。モデル化したばく露とは対照的に、認知上のばく露は、横断的および縦断的分析の両方で報告されたより高い症状のスコア、ならびに横断的分析で報告された睡眠障害と関連していた。
タイプ | 値 |
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合計 | 14,829 |
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