研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[携帯電話使用と不健康症状との関連についての横断的研究] epidem.

A cross-sectional study of the association between mobile phone use and symptoms of ill health

掲載誌: Environ Health Toxicol 2016; 31: e2016022

この研究は、韓国ゲノム疫学研究のために確立された疾患のない成人集団(n=532)を対象に、携帯電話を用いた通話のパターンを面接インタビューで調べた。頭痛インパクトテスト(HIT-6)、心理社会的安寧指標短縮版、ベック抑うつ質問票、韓国の手段的日常生活動作能力質問票、認知ストレス尺度(PSS)ピッツバーグ睡眠質指標および12項目健康調査票を用いて健康影響を評価した(スコアの高値は健康影響大を表す)。結論として、携帯電話通話時間は、ストレス睡眠認知機能、抑うつに有意に関連しなかったが、頭痛の重症度にのみ関連した、と報告している。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

リスク推定のタイプ:

ばく露

ばく露評価

ばく露集団

グループ 説明
参照集団 1 average duration of mobile phone use: < 5 min
集団 2 average duration of mobile phone use: ≥ 5 min

調査対象集団

調査規模

タイプ
合計 532
統計学的分析方法: (調整: )

研究助成

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