この研究は、就労年代の人口集団を対象に、携帯電話やその他の電気機器の使用に関連した身体的症状について、自由記述形式の質問を含めた質問票調査を行った。この自由記述による定性的手法では、(1)回答者は、携帯電話やその他の電気機器の使用に関連する身体的症状をどのように説明するか、(2)症状または機器に基づいて回答を分類するとしたら、どのようなサブグループになるか、を調べることを目的とした。その結果、調査対象者15000人のうち、質問票に回答したのは6121人であり、自由記入回答をしたのは1300人であった;この回答者において、次の3つのサブグループが同定された;すなわち、(1)携帯電話の使用に関連するさまざまな自己申告症状(頭痛、耳痛、または温感)がある回答者、(2)コンピュータ画面の前にいるときに皮膚症状がある回答者、(3)携帯電話およびその他の電気機器の使用に関連する身体的症状を述べた回答者である;携帯電話やその他の電気機器の使用に関連する自己申告の身体的症状の総有病率は0.7%であった(つまり、サブループ(1)と(2)の合計)、と報告している。
タイプ | 値 |
---|---|
合計 | 15,000 |
参加者 | 6,121 |
参加者6121人のうち1300人が自由回答方式の質問「技術と健康に関するその他の観察」に回答した。3つのカテゴリーを同定した:1) 携帯電話使用に関連した異なる自己申告の症状を生じる回答者、2) コンピュータ画面の前に長時間留まる場合に皮膚の症状を生じる回答者、3) 携帯電話またはその他の電気機器の使用に関連した身体症状に若干言及した回答者。
携帯電話及びその他の電気機器の使用に関連した自己申告の症状の有病率は0.7%であった。
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