この研究は、複産(2回以上の経産)・非妊娠・乳分泌中のホルスタイン牛(n = 16、分泌期間150.4±40日、体重662±65kg)を12:12時間の明:暗サイクルを提供できる木製の代謝ケージで飼育し、2つの実験群(各n = 8)に分け、ばく露チャンバを用いて、それぞれのばく露実験を行った。ばく露チャンバは、10kV / mの垂直電界および60Hz、30μTの一様水平磁場を生成できる。第1実験群には、3つの発情周期(24〜27日間)にわたる実験を行った。1番目の発情周期中は電界および磁界はオフ、2番目の発情周期中は両者はオン、3番目の発情周期中は両者はオフであった。第2実験群には、同じく3つの発情周期にわたる実験を行ったが、ばく露条件は第1実験の逆であった(オン、オフ、オン)。それぞれのばく露期間(21日〜27日)は、発情周期長に応じて変化した。その結果、EMFオフ期間とオン期間の間に、発情周期中の血漿プロゲステロン濃度およびプロゲステロン曲線下面積に差は見られなかった; 血漿中1ng / ml以上のプロゲステロン濃度を水準として検出された機能性黄体の存在により判定された発情周期は、オン期よりオフ期で短くなった、と報告している。
16頭のウシを2グループに分け、電磁界にばく露した。各々のばく露期間の長さ(21から27日間)は、発情周期の長さによって変化した。一方のグループは3つの発情周期に対してばく露した:最初の発情周期では電界及び磁界をオフ、2回目の周期ではオン、3回目の周期ではオフにした。
もう一方のグループも同じく3つの発情周期に対して、但し逆の順序でばく露した(最初の周期でオン、2回目の周期でオフ、3回目の周期でオン)。
明暗周期を12時間:12時間とした。発情周期はジノプロスト-トロメタミン注射で同期させた。
周波数 | 60 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | Two exposure sequences with each exposure period based on 21 to 27 days of estrous cycle; 1 and 2 sequences consisted of on/off/on and off/on/off exposure periods |
Additional information | Vertical electric field and horizontal magnetic field |
ばく露の発生源/構造 |
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チャンバの詳細 | Wooden metabolic cages |
ばく露装置の詳細 | Coils (10 m long x 4 m high) generated uniform MF in the chamber. EF was generated by two plates (9 m long x 6.5 m wide) suspended 0.4 m from the ceiling by synthetic isolators. |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
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