<目的> 500kV、60Hz送電線下で雌サフォーク種ヒツジを飼い、メラトニンとプログステロン分泌に影響が見られるか否かを検討する。 <方法> 20頭のヒツジを対照群と曝露群(Line Group)に等分。開始時の週令は8.0±0.1と8.1±0.1週。図1に実験の概要が示されている。メラトニン血清濃度は48時間づつ8回測定した。思春期発来は血中プログステロン濃度の上昇(>0.3ng/ml)により判定したが、そのための採血は19週令以後週2回頚静脈より行った。電磁界は曝露群で 6kV/m、40mG、対照群で0.01kV/m、<0.3mGである。 <結果及び結論> 図2、4にメラトニンのデータを示す。両群の間に有意差は見られなかった。図3に全経過にわたってのデータを示す。図8に思春期に達したヒツジのデータを示す。 これも有意差はない。
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