この研究は、卵巣摘出術を受けたラット(OVX群:n = 8)と擬似的手術を受けたラット(擬似手術群:n = 8)を用い、全ラットの両側下肢に線維性骨切り術を行い、片側の近位下肢に磁気刺激(50Hz正弦波、20G;1日3時間、週5日)を与え、もう片側を無刺激対照群として、近位脛骨の骨微細構造および骨切り部周辺の骨形成を比較した(磁気刺激開始前、刺激後3、6週間)。なお、真または擬似のOVXは、刺激実験の3週間前、骨切り術は2日前に行った。その結果、OVX群、擬似手術群の両方において、追跡期間中、磁気刺激は海綿骨、皮質骨の変化を起こさなかった;その上、磁気刺激は骨切り部周辺のミネラル化仮骨の体積に影響しなかった、と報告している。
15匹の若齢ラットは2群に分けられた:1) 両側の卵巣摘出(骨粗鬆症を誘発するため (n=8) 、2)擬似的な卵巣摘出 (n=7)。摘出(擬似摘出)手術から19日後に、全てのラットに腓骨骨折を生じさせた。骨折発生の2日後に、磁界ばく露を開始した。それぞれの個体で、片足のみをばく露させ、他の足は磁界から防護するために銅製の箔で包まれ、対照とした。
ばく露 | パラメータ |
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ばく露1:
50 Hz
ばく露時間:
continuous for 3 h/day on 5 days/week for 6 weeks
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周波数 | 50 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | continuous for 3 h/day on 5 days/week for 6 weeks |
ばく露の発生源/構造 | |
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ばく露装置の詳細 | During exposure, rats were placed in a custom-made harness; coil was placed at one hind leg from the knee to the ankle joint; the other hind leg (control) was wrapped in µ-copper foil for protection against the magnetic field |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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磁束密度 | 2 mT | - | - | - | - |
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