研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[精子運動に対する電磁波の影響] med./bio.

[Influence of electromagnetic waves on sperm motality]

掲載誌: J Urol Urogynaekol 2002; 9 (3): 18-22

この研究は、携帯電話からの電磁波(EMW)が精子運動性に与える影響を調べた。被験者は、WHOクライテリアに照らして正常な精子像を持つ13人の男性である。GSM携帯電話の携帯または使用を行わずに5日間を過ごした後に、1回目の精子採取が行われた。その4週間後、2回目の精子採取が行われた。この2回目の精子採取の5日前に、被験者携帯電話をベルトに携帯し、1日6時間集中的に使用した。その結果、2回目採取の精子では、1回目採取のものと比べ、直進運動速度「優良」の精子が有意に減少した;2回目採取の精子では、1回目採取のものと比べ、直進運動速度「良」の精子の増加が見られた;精液量、精子の濃度および形態など、その他のすべての精子パラメータには有意差がなかった、と報告している。

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研究目的(著者による)

To evaluate the influence of electromagnetic waves caused by mobile phones on sperm motility.

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1:
ばく露時間: 6 h/day for 5 days
-

General information

The article does not provide a description about any exposure parameter besides the usage of a GSM cell phone.

ばく露1

主たる特性
周波数
ばく露時間 6 h/day for 5 days
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • セルラ-電話
ばく露装置の詳細 Cellular phone worn on the belt.
パラメータ

No parameters are specified for this exposure.

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

The data suggest a decreased motility of rapid progressive spermatozoa caused by electromagnetic waves of GSM-mobile phones.

研究の種別:

研究助成

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