この研究は、健康なSD雄ラット(n=55)に8ヵ月間、電磁パルス(EMP:詳細は抄録に記載無し)のばく露を与え、ばく露終了後、モーリス水迷路(MWM)試験により認知および記憶への影響を調べた。また、海馬組織の酸化ストレスレベルを、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性、グルタチオン(GSH)含有量により測定した。その結果、長期EMPばく露が認知障害を誘導することが示された;海馬でのβ-アミロイドタンパク質が増加した;アミロイド前駆体タンパク質(APP)の異常切断の増加、その切断に関わる酵素βセクレターゼ(BACE1)の増加を含め、海馬ニューロンの酸化ストレスが確認された、と報告している。
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