この研究は、無線周波(RF)電磁界ばく露と、電磁界を原因と考える環境不耐症(IEI-EMF)の人々の自己申告による症状との関連があるかどうかを判定するための、一連の個別事例調査として実験をデザインした。44-46歳の参加者3人を、一連の偽ばく露および実ばく露(非盲検試験2回;ランダム化・二重盲検・カウンターバランス試験12回)で検査し、症状の重症度およびばく露の検出を100mmの視覚的アナログ尺度でスコア付けた。RFばく露には、平均放射電力1 W(参加者への入射電力密度0.3 W/m^2)、902-928 MHzの拡散スペクトルデジタル変調信号を用いた。その結果、二重盲検試験ではどの参加者にも、偽ばく露とばく露時の症状の重症度またはばく露の検出に有意差は認められなかった。全ての参加者で、ばく露されているという信念が症状の重症度のスコアに対する強い予測因子であった。可能性のある複数の制約を考慮しても、この実験ではRF電磁界ばく露とIEI-EMFの人々の症状との関連を示すことはできなかった、と著者らは結論付けている。
周波数 | 902–928 MHz |
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タイプ |
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ばく露時間 | 30 min each exposure (6 x in double-blind study) |
Additional information | ISM band |
Modulation type | cf. additional information |
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Additional information |
digitally modulated like Wi-Fi and 3G and 4G signals |
ばく露の発生源/構造 |
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Distance between exposed object and exposure source | 30 cm |
チャンバの詳細 | device was fully enclosed in a thermally insulated case |
ばく露装置の詳細 | exposure device was situated in front or to the side of the subject depending on what was comfortable for the subject |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
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