この研究は、原子間力顕微鏡を使用して、50 Hz 10 mTの磁界ばく露が細菌の形態変化を誘導するか否かを精査した。交流磁界ばく露は、種々の細菌株の生存率の低下を引き起こすことが知られている。著者らの先行研究は、磁界ばく露を受けた棒状細菌の生存率が、球形のものと比較して2倍低下することを報告した。この知見をさらに研究するために、今回は、大腸菌(棒状)とパラコッカス・デニトリフィカンス(球形)の細菌を用いて、先行研究と同様のばく露実験を行った。その結果、1時間、50 Hz、10 mTの磁界ばく露の後、棒状細菌においても、球状細菌においても、細菌の形態には変化が見られなかった、と報告している。
ばく露 | パラメータ |
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ばく露1:
50 Hz
ばく露時間:
continuous for 1 h
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