<目的>DMBAをはじめに塗布しTPAの量を3段階に分けて塗布したSENCARマウスに2mT磁界をばく露して磁界のco-promotionの有無を調べる。 <対象・方法>雌SENCARマウス、実験開始時6~8週齢、肩甲骨背部の毛を剃り、発がん物質(initiator)としてDMBA 10nmolを塗布した。2週間後TPAを週2回塗布(表Ⅱ、Ⅲ参照)、水平60Hz磁界2mTを6h/d、5d/w、23週間ばく露した。各群は35匹のマウスからなる。腫瘍発生マウス数、及び1匹あたりの腫瘍数を求めた。 <結果・結論>パイロット実験で実験室内の磁界ゼロと背景磁界のところでの腫瘍発生率に差のないことを確認(図1、表Ⅳ)。2mTばく露でも差は認められない(図2、表Ⅴ)。
腫瘍の発生率と数を毎週、23週にわたって調査した。各々のマウスに亜発がん用量のDMBA(10nmol)を投与した。DMBA投与の2週後、マウスをTPA(0.85、1.7または3.4nmol)で週2回処理した。
ばく露 | パラメータ |
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ばく露1:
60 Hz
ばく露時間:
6 h/day, 5 days/week, for 23 weeks
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