この研究は、17日間連続で50 Hz正弦波磁界(磁束密度は0.3、1.0、3.0 mT)へのばく露をマウスに与え、インビボでは皮下微小循環における白血球の挙動変化を定量的に測定し、インビトロでは血清サイトカインレベルを測定した。微小血管内での白血球の挙動は、背部皮膚透明窓法を用いた蛍光顕微鏡検査で評価した。その結果、3.0 mTばく露群においてのみ、内皮接着白血球の有意な増加が観察された;血清TNF-αおよびIL-1βレベルの変化は検出されなかった、と報告している。
周波数 | 50 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | repeated daily exposure, 20 h/day for 17 days |
ばく露の発生源/構造 | |
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ばく露装置の詳細 | A rack containing 18 cages was placed in the center of the coil system. The coil system (890 x 890 mm²) consisted of four spaced square coils which were crossed at right angles to each other and were regulated independently. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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磁束密度 | 300 µT | effective value | 測定値 | - | - |
周波数 | 50 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | repeated daily exposure, 20 h/day for 17 days |
ばく露の発生源/構造 |
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測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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磁束密度 | 1 mT | effective value | 測定値 | - | - |
周波数 | 50 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | repeated daily exposure, 20 h/day for 17 days |
ばく露の発生源/構造 |
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測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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磁束密度 | 3 mT | effective value | 測定値 | - | - |
3mTばく露群にのみ、内皮粘着性白血球の有意な増加が認められた。腫瘍壊死因子アルファ及びインターロイキン-1ベータの血清レベルに変化はは認められなかった。
その後、50Hz電磁界への長期間の連続ばく露は、白血球-内皮相互作用を生じたが、この影響はサイトカインレベルによって調整されないようである。
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