<目的>変動磁界によりc-myc遺伝子の発現が高まるかどうかについて、HL60細胞を用いてノーザンブロットで検討する。 <方法>EBウイルスで不死化したヒトHL60白血病細胞を用いて、50Hz変動磁界、10μTまたは1mTを20分、1時間、24時間、および72時間曝露し、c-myc遺伝子の転写発現をノーザンブロットで検討した。対照遺伝子としてGaPDHを用いた。同調培養は貧血清培地で処理し、GO/G1期にそろえた。 <結果>曝露時間20分から72時間まで行ったが、c-myc遺伝子の発現に変化は見られなかった。さらに、同調培養でも同様の実験を試みたが、磁界による変化は観察されなかった。
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