[静磁界は拘束ストレスモデル動物における異なる酸化ストレスマーカーの応答を変調させる] med./bio.

Static Magnetic Fields Modulate the Response of Different Oxidative Stress Markers in a Restraint Stress Model Animal

掲載誌: Biomed Res Int 2018; 2018: 3960408

この研究は、拘束ストレス動物モデルにおける静磁界(0.8 mT)の影響を、酸化損傷の異なるマーカーに着目して調べた。拘束ストレスモデルでは、一酸化窒素NO)、マロンジアルデヒドMDA)、タンパク質過酸化物(AOPP)の血漿レベルの有意な上昇、ならびにスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、グルタチオンGSH)、糖化最終産物(AGE)の低下が認められた。5日間(30、60、240分/日)の静磁界ばく露は、NOMDA、AGE及びAOPPのレベル低下を生じ、SOD及びGSHレベルは上昇した。静磁界への応答は時間依存的であった、と著者らは報告している。

ばく露