この研究は、拘束ストレスの動物モデルにおける静磁界(0.8 mT)の影響を、酸化的損傷の異なるマーカーに着目して調べた。拘束ストレスモデルでは、一酸化窒素(NO)、マロンジアルデヒド(MDA)、タンパク質過酸化物(AOPP)の血漿レベルの有意な上昇、ならびにスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、グルタチオン(GSH)、糖化最終産物(AGE)の低下が認められた。5日間(30、60、240分/日)の静磁界ばく露は、NO、MDA、AGE及びAOPPのレベル低下を生じ、SOD及びGSHレベルは上昇した。静磁界への応答は時間依存的であった、と著者らは報告している。
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