この研究は、環境電磁界への職業ばく露があった集団(n = 13)において、自律神経系および血液系の疾患の調査を行った。ばく露集団の対象者は、上方に変圧器および高電圧ケーブルがある構内で、少なくとも、1-5y、8h / d就労した。ばく露磁界レベルは、低周波磁界(50Hz)で0.2μT~6.6μTであった。対照群の対象者は、変圧器および高電圧ケーブルから離れた敷地内で働く人で、社会経済的カテゴリー、性別、年齢をマッチさせた。その結果、ばく露集団は、自律神経系疾患(例えば、身体的疲労、精神的無力症、失神、性欲減退、憂鬱、抑うつ傾向および興奮症)の重症度の有意な増加を示した;ばく露集団では、全リンパ球およびCD4、CD3、およびCD2リンパ球の有意な低下およびNK細胞の上昇が見られた;白血球減少症および好中球減少症が、1.2-6.6μTに永続的にばく露した2人で観察された;ばく露が止まったときに症状は消失し、再ばく露時に再び現れた、と報告している。
ばく露された集団では、特定の自律神経疾患の度合いが有意に上昇した。加えて、この集団では全リンパ球及びCD4、CD3、CD2リンパ球の有意な低下、ならびにナチュラルキラー細胞の上昇が認められた。1.2-6.6µTに恒常的にばく露された2人では、白血球減少症及び好中球減少症も見られた。ばく露が停止すると疾患は消失し、再びばく露されると再出現した。
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