この研究は、超低周波磁界(ELF-MF、50Hz、0.5mT)への慢性(7日間)ばく露が、成獣ラットの自発性およびアンフェタミン誘発性(1.5mg / kg、ip)の自発運動および常同活動に影響を与えるか否かを調べた。影響は、1日目、3日目、および7日目に実施した2時間のオープンフィールド検査で評価した。ばく露は、1、3、7日目の試験時間2時間を除き、連続して行われた。その結果、1日目のELF-MFばく露後の試験での自発運動量は、その他の試験日に比べ、また擬似ばく露群に比べ、観察の最初の1時間で明らかに増加し、次の1時間では有意に増加した;7日間のばく露終了後の運動活動に対するアンフェタミンの増強効果は、アンフェタミンで処理したばく露1日目の試験およびアンフェタミンで処理した擬似のばく露群に比べ、観察の2時間目において有意に減少した;自発運動とは対照的に、7日目のばく露前のアンフェタミン誘発の常同行動は、擬似ばく露群に比べ、観察の最初の1時間において有意に減少した;観察の2時間目には、この減少効果は1日間および3日間ばく露群に比べて有意になった(ただし、擬似ばく露群に比べて有意差はなくなった)、と報告している。
ばく露 | パラメータ |
---|---|
ばく露1:
50 Hz
ばく露時間:
continuously for 7 days except 120 (on day 1, 3, and 7) min for test sessions
|
|
周波数 | 50 Hz |
---|---|
タイプ |
|
波形 |
|
ばく露時間 | continuously for 7 days except 120 (on day 1, 3, and 7) min for test sessions |
ばく露の発生源/構造 |
|
---|---|
Distance between exposed object and exposure source | 20 cm |
ばく露装置の詳細 | Two groups of three rats were simultaneously exposed in their plastic cages which were located 20 cm from the poles. Sham exposed animals were kept in a non activated exposure system. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
磁束密度 | 0.5 mT | mean | 測定値 | - | - |
このウェブサイトはクッキー(Cookies)を使って、最善のブラウジングエクスペリエンスを提供しています。あなたがこのウェブサイトを継続して使用することで、私たちがクッキーを使用することを許可することになります。