<目的>断頭に伴うストレスを避けるため尿中に排せつされるメラトニンの代謝産物であるaMT6sを測定し、50Hz,5μTあるいは500μT垂直磁界を24時間ばく露したときの影響を観察する。 <対象・方法>ウイスター系ラット雄、雌各10匹。9時間:15時間の明:暗周期。実験中ラットは個別に代謝ケージに入れ、7:00hと16:00hの2回尿を採集。1日、2日目はベースライン、3日目7:00a.m.に磁界印加、4日目7:00a.m.にoff。50Hz正弦波・垂直磁界をばく露。aMT6sは125I-ラジオイムノアッセイ法により測定。 <結果>Table1に示すようにaMT6sは明期と暗期で明確な差があり、暗期では4-5倍多く排せつされる。Fig1のように磁界の影響はみられない。 <結論>24時間ばく露では磁界の影響はみられない。 (英文の記載がない)
6-スルファトキシメラトニンはメラトニンの主要な代謝産物で、排泄された尿で非侵襲的に容易に決定できる。
合計20匹の成熟したラットを用いた(雄10匹と雌10匹、磁界ばく露群(500µT)と偽ばく露群(5µT、漂遊磁界)の2群に分けた)。明(9時間)/暗(15時間)周期を維持した(午前7時に点灯、午後4時に消灯)。
連続する5日間にわたって、1日に2回(暗周期と明周期の終わりに)尿を採取した。磁界を3日目の午前7時にオンにし、4日目の午前7時にオフにした(磁界ばく露時間は全体で24時間)。
周波数 | 50 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | 24 h |
ばく露の発生源/構造 |
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チャンバの詳細 | Metabolic cages/ 20 cm in diameter, 11 cm high. |
ばく露装置の詳細 | Cages kept in the center of the coils. |
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