研究のタイプ: インプラント/医用機器に関する研究

[携帯電話とペースメーカとの電磁干渉のメカニズム:感知増幅器によるGSM信号の無給電復調] dev./impl.

On the mechanisms of interference between mobile phones and pacemakers: parasitic demodulation of GSM signal by the sensing amplifier

掲載誌: Phys Med Biol 2003; 48 (11): 1661-1671

この研究は、無線周波RF)GSM信号がペースメーカ(PM)の機能に影響を与えるメカニズムを調べた。同一モデルのPMに、3種類のローパスフィルタ(高周波信号ブロックコンデンサ、セラミミック貫通コンデンサ、その両方のコンデンサ)をとりつけた場合について、変調RF信号、非変調RF信号、GSM信号(900まはた1800MHz)ばく露下におけるPMの感知増幅器の出力信号を測定した。感知増幅器の出力はPM機能部へ、電気絶縁電線で接続するように改造した。その結果、非変調RF信号は、感知増幅器の反応を変化させなかった;変調RF信号では、ブロックコンデンサが高周波信号の短絡回路とはならなかったため、変調信号がPMの非線形回路構成要素によりいくらか復調されることが示された、と報告している。

ばく露

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