全体としてペースメーカー植え込み術を行なった人数は135人であり、期待数は140人であった。(相対危険度0.96;95%CI:0.81-1.44)。もっとも相対危険度が高いペースメーカー植え込み術を行なった群は就業年数がもっとも短く、曝露不明群であった(相対危険度2.60;95%CI:0.3-9.4)。明らかな量反応関係は認められなかった。年齢、就業年数、EMF曝露を共変量としたポアソン回帰分析でも曝露カテゴリーの差は認めなかった。 重症不整脈とEMF曝露との関連については明らかな影響はなかった。全体としてはペースメーカー植え込み術を行なった人数は135人であり、期待数は140人であった。(相対危険度0.96;95%CI:0.81-1.14)。ポアソン回帰分析についてもバックグラウンド、低曝露群、中曝露群、高曝露群全てにおいて有意差を認めなかった。結論としてEMF曝露の有無、EMF曝露量については危険性の増加の傾向は認められなかった。 今回の結果はデンマークの全てのペースメーカー植え込み術を行なった人を対象にしており有益性が高いと思われる。しかし、健康労働者効果がある、心疾患になると継続的に勤務することが難しくなる、曝露の評価に限界がある、タバコ、体重などのその他のリスクファクターの評価を行なっていないなどの問題点が考えられる。
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