[ばく露時間の長い50 Hzの強度が異なる電界の影響下でのミツバチのタンパク質分解システムおよび行動パラメータ] med./bio.

Honey Bee Proteolytic System and Behavior Parameters under the Influence of an Electric Field at 50 Hz and Variable Intensities for a Long Exposure Time

著者: Migdał P, Murawska A, Strachecka A, Bieńkowski P, Roman A
掲載誌: Animals 2021; 11 (3): 863
RISフォーマットで参考文献をダウンロード

この研究は、ミツバチのタンパク質分解システムおよび行動パラメータに対する、50 Hzの強度が異なる電磁界の12時間のばく露の影響を調べた。働きバチをケージに入れ、5.0、11.5、23.0または34.5 kV/mの50 Hz電界に12時間ばく露した後、タンパク質分解酵素の分析のために血リンパサンプルを採取し、6つの行動（歩行、飛行、毛繕い、個体間の接触、静止、羽ばたき）を記録した。その結果、非ばく露対照群では、飛行を除く全ての行動の回数が多く、タンパク質分解酵素の活性が低かった。ばく露群では対照群と比較して、歩行、毛繕い、個体間の接触の回数が少なく、タンパク質分解酵素の活性が有意に高かった（23.0 kV/m群のアルカリタンパク質分解酵素を除く）、と著者らは報告している。

ばく露

関連論文