【目的】電力従業員における60Hz磁界と電界へのばく露と非ホジキンリンパ腫(NHL)との関連を調査する。方法:オンタリオの男性電力従業員のコホート内から確認された51症例のNHLと203人のマチングを取った対照で調査を行った。オッズ比は条件付ロジスティック回帰モデルで、いくつかのばく露指数で計算された。モデルの電界・磁界ばく露については:一定の閾値強度以上の時間を費やした割合、強度の平均変化、SD、算術、幾何学平均強度などである。結果: ほとんどの部分で、磁界のばく露指数とNHL発症との関連性がなかった。電界強度10と40V/m以上の時間を費やした割合の上部三分位値での被験者で、下部三分位値の被験者と比べ、オッズ比はそれぞれ3.05(95%信頼区間 CI:1.07-8.80)と3.57(1.30-9.80)だった。さらに、これらの閾値電界以上の時間を費やした割合は、雇用期間と、算術または幾何平均電界ばく露によって説明される関連性を超えた事例状態の重要な予測変数であった。結論 これらのデータは10と40V/mの電界強度以上のばく露はNHLの重要な予測変数であることを示す。付随して、電界はこのガンの原因論を促進する役を演じる可能性がある仮説をこの結果は支持する。さらに、電界へのばく露査定と似たようなカットオフポイント限界以上の磁界強度の測定を含む職業的研究がこれらの結果を確認するのに必要である。
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