疫学での関連により電界・磁界の生物影響メカニズムの研究を推進した。疫学における弱い関連は低レベル電磁界と健康影響との可能性を提起するにすぎない。因果関係を確立するにははるかに困難なことで、それにはヒトが曝露されるレベルの電磁界が物理学、化学、生物学の原則と合致したメカニズムを見附けだすことが要求される。電界及び磁界と物質との相互関係は厳密に検証された科学的法則に支配されており、医学、生物学においても例外は知られていない。熱力学も生物学、医学に例外的なことは知られておらず、有力な解析手段となる。・EMFの“信号伝達”が生物影響の連鎖の第一歩である。イオン、分子、蛋白、膜などにおける電荷の移動が多くの生物現象の基本である。それ故に環境EMFが生物機能を修飾するような力を持っているだろうと考える。この可能性を確認するためには環境EMFによる力と生物機能を修飾する力との比率を定量的に検証する必要がある。図1の因果の鎖はヒトが送電線EMFのある特定の因子(いまだわかっていない)に曝されることから始まる。第一段階ではEMFは生物分子(あるいは構造)にそのサイズ、形、電荷、化学状態あるいはエネルギーを変えるような方法で作用しなければならない。このエネルギー伝達の段階でEMFエネルギーの何らかの吸収がおきなければならない。さもないと効果は何もないことになる。EMF曝露を正確に測定するためには分子レベルでの生物効果に関する理解を必要とする。EMFの作用機序についての理論ではEMFが蛋白、核酸、炭水化物、脂質などの分子の合成あるいはその機能にどのように影響するかについて考えなければならない。・External EMFs create fields and currents in body tissues.高い周波数になると体内に誘導される電界は高くなる。磁界の変化率に比例して誘導電流は増す。トランジェントは強い電界を誘導し得る。0.1mT、60Hzでトランジェントは40,000mT/sにもなり得るが持続時間は数十ナノ秒である。・生きている細胞の周囲は電気的にはノイズである。“stochastic resonance確立共鳴もノイズがはるかに大きいので殆ど役に立たない。thermal noise以外にも細胞は(1)shot noise,(2)1/f noise
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