この研究は、電磁過敏症(EHS)の人々30人、およびマッチングした対照群(非EHS)の人々25人(年齢22-66歳)について、唾液および尿中のコルチゾル、唾液中のアルファアミラーゼ、免疫グロブリンAおよびC反応性タンパク質のレベル、ならびに尿中のネオプテリンを比較した。その結果、唾液中のアルファアミラーゼはEHS群で有意に高かった(p < 0.005)。著者らは、EHSの人々における高いレベルの唾液中アルファアミラーゼは、交感神経性の副腎髄質系の活性化を示唆している、と結論付けている。但し、この研究で分析した免疫系、交感神経系活動および概日リズムのマーカーの大半は、EHS群で有意に変わらなかった。
このウェブサイトはクッキー(Cookies)を使って、最善のブラウジングエクスペリエンスを提供しています。あなたがこのウェブサイトを継続して使用することで、私たちがクッキーを使用することを許可することになります。