[マウス肝細胞の抗酸化酵素活性に対する環境静電界の影響] med./bio.

Influence of environmental static electric field on antioxidant enzymes activities in hepatocytes of mice

掲載誌: Genet Mol Res 2016; 15 (3): 8800-

この研究は、Male Institute of Cancer Researchから提供されたマウスを用いて、肝細胞の酸化酵素活性に対する静電界ばく露の影響を調べた。環境中の高レベル電界強度9.2-21.85kV/m(実験群I)、低レベル電界強度2.3-15.4kV/m(実験群II)、および0kV/m (対照群)の3つの条件で、それぞれのばく露は35日間継続し、ばく露の7、14、21、35日目に摘出作成した肝ホモジネートの抗酸化酵素スーパーオキシドジスムターゼグルタチオンS転移酵素グルタチオンペルオキシダーゼ)の活性およびマロンアルデヒドの濃度を測定した。その結果、2つの実験群においてばく露の7日および35日目に、対照群に比べて有意なスーパーオキシドジスムターゼ活性上昇が見られた;その他の評価項目では変化が見られなかった、と報告している。

ばく露

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