この研究は、ウィスター雄ラットの精子の数、生存率、運動性、精子細胞形態学、抗酸化レベル、酸化ストレスマーカ、精巣組織病理学、PCNA免疫組織化学等から評価した、携帯電話電磁放射(EMF:900MHz、1時間/日、7日/週)の精巣への影響に対するポリフェノール豊富なワサビノキの葉の抽出物(MOE)の保護作用を調べた。8週間継続したEMFばく露およびMOE経口摂取の実験は、ラット(n=60)を4群(無ばく露無摂取の対照群、無ばく露+MOE摂取、EMFばく露+無摂取、EMFばく露+MOE摂取)で実施された。その結果、EMFのみばく露群では精子パラメータが有意に低下した;EMFばく露+MOE摂取群では精子パラメータが有意に上昇した;組織病理学的指標にもEMFばく露の悪影響とMOEによるその保護作用が見られた、と報告している。
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