この研究は、著者らが開発した細胞用マイクロ波ばく露システムを用いて、BHK-21 / C13細胞のタンパク質合成への影響を調べた。このばく露手法では、単層培養物をマイクロ波透過性のポリスチレン製カバースリップ上で成長させ、導波管の開放端に配置し、EバンドおよびUバンドの周波数(平均電力密度292および177mW / cm 2)でばく露を行う。ばく露中、温度は37.2℃に保持された。マイクロ波の影響は、38〜48GHzおよび65〜75GHzの範囲で0.1GHz刻みで評価した。マイクロ波放射中の15分間に標識メチオニンを取り込ませる培養を4回繰り返して、タンパク質合成を測定した。単層培養物を導波管開口の長軸に沿ってマイクロデンシトメータで走査して得たオートラジオグラフにより取り込みを定量した。細胞に入射するマイクロ波電力は、導波管開口の各端部におけるゼロから導波管の中心における平均電力密度の2倍まで、コサインの2乗の関係で長軸に沿って変化することが先行研究で示されている。この手法を用いれば、狭い振幅領域または「電力ウインドウ」においてのみ現れるかも知れない生物学的影響を明らかにできる可能性がある。結果として、EバンドおよびUバンドの202個の近接した周波数で照射された単層培養物におけるタンパク質合成の観察は、マイクロ波ばく露に関連する変化を明らかにしなかった、と報告している。
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To investigate the effects of millimeter wave irradiation on protein synthesis in cultured hamster cells under controlled thermal conditions.
Protein synthesis was determined by measurement of optical densities of autoradiographes based on the incorporation of ³H-labeled methionine.
周波数 | 38–48 GHz |
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タイプ |
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ばく露時間 | 15 min |
Additional information | 0,1 GHz increments |
Modulation type | CW |
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ばく露の発生源/構造 |
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Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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電力密度 | 292 mW/cm² | maximum | - | - | - |
周波数 | 65–75 GHz |
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タイプ |
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ばく露時間 | 15 min |
Additional information | 0,1 GHz increments |
Modulation type | CW |
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ばく露の発生源/構造 |
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Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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電力密度 | 177 mW/cm² | maximum | - | - | - |
No evidence was found for frequency specific athermal biological effects or for the existence of an amplitude specific "power window".
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