[短期の間欠的無線周波ばく露後のラットの生殖組織の組織学的および細胞学的検査] med./bio.

Histological and cytological examination of rat reproductive tissue after short-time intermittent radiofrequency exposure

掲載誌: Arh Hig Rada Toksikol 2013; 64 (4): 513-519

この研究は、ラット精巣および精子に対する無線周波電磁界RF)の影響を、制御した動物実験で調べた。成獣Wistar雄ラット18匹を9匹ずつのRFばく露群、擬似ばく露群に分けた。RFばく露群は、ギガヘルツTEMセルを用いて、915MHz、電力密度2.4 W m-2、電界強度30 V m-1 のRF全身ばく露(SARは0.6 W kg-1)を1日1時間、2週間受けた。毎日、ばく露(または擬似ばく露)の前後に体重と体温を測定した。最後のRFばく露(または擬似ばく露)の終了後直ちに屠殺して、精巣を摘出し、精巣の病理検査、精巣上体から収集した自由運動する精子の数、運動性、形態を調べた。その結果、どの影響評価項目についても有意な変化は観察されなかった、と報告している。

ばく露

研究助成

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