この研究は、電界がダイズの芽苗の成長に及ぼす影響を調べた。電界ばく露実験は、暗く、一定の気候のチャンバ内で実施された。その結果、3600V / mの直流電界ばく露は、芽苗の長さに有意な変化を生じさせなかった;一方、3600および1800 V / mの交流電界ばく露は、平均の芽苗の長さをそれぞれ約12 %および8 %増加させた;これらの知見は、十分に管理された再現性のある条件での2年間の栽培で得られた数千本の芽苗を分析して得られたので、非常に高い統計学的有意性を特徴としている;根底にある生物物理学的メカニズムはまだ不明である、と報告している。
ダイズの苗の成長に対する電界の影響を調べること。
4群を調べた(各群の苗23本):1) 対照群、2) 静電界ばく露(3600V/m)、3) 50Hz電界ばく露(1800V/m)、4) 50Hz電界ばく露(3600V/m)。
季節的な傾向を考慮するため、年間の異なる時期に実験を4-6回反復した。
周波数 |
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タイプ |
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ばく露時間 | continuous for 6 days |
ばく露の発生源/構造 |
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ばく露装置の詳細 | each seed placed in a 1 cm x 1cm x 20 cm cell of a 1 cm x 25 cm x 20 cm multi-cell polycarbonate panel, closed on the bottom with filter paper; panel placed inside an aluminum Faraday cage with a 10 cm x 27 cm copper plate at the top and the bottom of the panel with a distance of 28 cm between them; copper plates connected to a power suppy; two Faraday cages put inside a constant-climate chamber with 25 +/- 0.5° C and a relative humidity of 60 +/- 5 % |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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電界強度 | 3,600 V/m | - | - | - | - |
対照群と比較して、静磁界は苗の長さに統計的に有意な影響力を及ぼさなかった。但し、50Hz電界(1800V/m及び3600V/m)にばく露した苗は、対照群と比較して、4日目から始まる長さの有意な増加を示した。
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