[マウス骨髄細胞のアセチルコリンエステラーゼに対する静磁界の影響] med./bio.

Influence of a stationary magnetic field on acetylcholinesterase in murine bone marrow cells

掲載誌: Radiat Environ Biophys 1993; 32 (1): 65-72

体温27か37度で、1.4Tの均一静磁界SMF)にマウスを30分間ばく露させると、3.5と2時間後に骨髄細胞(BMC)のアセチルコリンエステラーゼ(AChE, E.C.3.11.7)が約20%抑制される。酵素抑制は温度と関係ないが、ばく露後の時間に依存している。このAChE活性の初期抑止は、SMFばく露時の温度に依存して回復が制限を受けるが、15時間後も回復が不完全なままであった。BMC内のACHEの酵素の特性と、フルオロ燐酸ジイソプロビル(DEP)による抑制により、AChEと非特異的なコリンエスターゼとの違いを説明する。

ばく露