<目的>W-Lワイアコードの単純化したものを提案すること。 <方法>Savitzらがデンバーで集めたデータの内、寝室における低電力時の正確な磁界測定値とワイアコードとの両方が得られていた421軒のデータを使った。ワイアコードの有効性を評価するための指標として、対象者の寝室における低電力時の磁界のスポット測定値を選択した。1次配線(6.6kV)の粗密の区別、2次配線のスパン数の区分をなくし、2次配線のケーブル、撚り線の区別を追加した。寝室における測定値の対数変換値を用いて、5つのカテゴリーに分けたオリジナルのW-Lワイアーコードと共に、今回提案した3つの区分に分けたコードの妥当性を検討した。 <結果>従来のW-Lコード適用面での困難性(密な1次配線と疎らな1次配線との間の区別、および第1スパンと他の2次線との間の区別)を取り除くことができ、今回提案したコードが有用であることが分かった。今回提案したコードで再分析した結果、HWC区分に関して、全ガン、白血病、脳ガンのリスクが高くなった。
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