神経科学。神経科学者のリチャード・G・モリスが1984年に開発した迷路。モリス水迷路は、行動実験においてラットまたはマウスの空間記憶の試験に用いられる。通常、直径1.5-2メートル、深さ0.5メートルの水を入れたプールと、水面下数ミリメートルに隠された避難用プラットホームからなる。ラットは、このプールに放たれると出口を探して泳ぎまわり、遂に避難用プラットホームを見つける。4日間連続で訓練すると、動物はより迅速にプラットホームの位置に行けるようになる。避難までの潜時、すなわち水面下のプラットホームを見つけるまでの時間を測定する(空間学習)。5日目に、プラットホームを取り除いたプールに動物を放し、プラットホームが置かれていた位置で費やす時間を測定する(空間記憶の持続性と正確性)。
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