この研究は、30匹の妊娠Wistar系アルビノラットを用いて、915 MHzマイクロ波放射（連続波、電力密度10 mW/ cm2）への出生前の慢性ばく露が、出生後の成長と神経行動的発達に与える影響を調べた。ラットは、ばく露群（n = 11）と対照群（n = 19）に分けられた。ばく露群は、妊娠1日目から21日目まで、完全に特性評価された無響室内でマイクロ波ばく露を受けた。平均総ばく露時間は6544分であった。すべての動物は、子孫（F1a）を出産し、離乳（30日齢）まで哺育した。その10日後に、30匹のラットを再び繁殖させ、得られたF1b胎仔の標準的な奇形学的評価を行なった。母ラットの脳、肝臓、腎臓、卵巣を摘出し、重量を量り、ホルマリンで固定し、検査した。F1aについては、新生仔期に、4種の反射テスト（立ち直り反射、聴覚的驚愕反応など）、および開眼の観察が行われた。研究期間を通して、週1回の体重測定を行った。60日齢で、各ラットは6つのテストから無作為に選択された3つを受けた（条件付け回避反応、T字水迷路、オープンフィールド、アクティビティホイール、前肢ぶら下げ、水泳）。90日齢で、生殖能力を評価し、結果として得られたF2の標準的な奇形学的評価を実施した。すべてのF1aの脳、肝臓、腎臓、および生殖腺を摘出し、重量を量り、ホルマリンで固定し、検査した。その結果、いずれの検査でもばく露群で形態学的または神経行動学的変化は観察されなかった、と報告している。
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To study if chronic prenatal exposure to 10 mW/cm² 915 MHz microwave irradiation can cause changes in postnatal and adult neurological and neurobehavioral development.
| ばく露 | パラメータ |
|---|---|
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ばく露1:
915 MHz
Modulation type:
CW
ばく露時間:
repeated daily exposure, 6 h/day from day 1 to 21 of gestation
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No significant morphologic or neurobehavioral changes were revealed due to chronic prenatal exposure to 915 MHz microwaves at a continuous wave power density level of 10 mW/cm².
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