[携帯電話使用者の頭部における比吸収率と温度上昇] tech./dosim.

Specific absorption rate and temperature increases in the head of a cellular-phone user

著者: Bernardi P, Cavagnaro M, Piuzzi E, Pisa M
掲載誌: IEEE Trans Microw Theory Tech 2000; 48 (7): 1118-1126
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この研究は、市場で入手可能なさまざまなタイプの携帯電話を対象に、解剖学的人体頭部モデル内のSAR分布および温度上昇分布を網羅的に分析した。アンテナタイプとしては、ダイポール、モノポール、ウィップ、板状逆Fアンテナを分析した。その結果、放射電力600mWの場合、1g平均SAR最大値は、電話機タイプによって2.2から3.7W/kgにばらついた；温度上昇の最大値は耳に部分に見られ、その大きさは0.22℃から0.43℃の間にばらついた；脳内の温度上昇最大値は、0.08℃から0.19℃であった；温度上昇の定常状態は、約50分間のばく露後に見られ、時定数は約6分であった；脳の外表面の温度上昇最大値は、脳1g平均SARの1W/kgにつき0.10℃から0.16℃であった、と報告している。

ばく露

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