<目的>低周波電磁界のヒト精子の染色体に対する影響をみる。 <方法>健常人からとった精液を低周波電磁界(50Hz、20mT)に2時間、37℃ 5% CO2の条件下で曝露した。遠心後、ゴールデンハムスターの卵子とin vitroで受精させ、精子の染色体を第一分裂時に分析した。実験は二人の提供者から採取した精子サンプルを使って、二回行った。 <結果>二回の実験において、染色体の異常なspermatozoa頻度は曝露群と対照群とでは、有意な差は示さなかったことから、低周波電磁界は、ヒトの精子染色体に対して影響を及ぼさないということが示された。
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