[ヒト皮膚および神経細胞に対するWPTシステムから生じるパルスおよび連続電磁界の比較] med./bio.

Comparison of pulsed and continuous electromagnetic field generated by WPT system on human dermal and neural cells

掲載誌: Sci Rep 2024; 14: 5514

この研究は、新しいプロトタイプのワイヤレス電力伝送(WPT)システムから発生する電磁界へのばく露が4つのヒト細胞株(正常細胞株-HDFa, NHA; 腫瘍細胞株-SH-SY5Y, T98G)に及ぼす影響を調べた。WPTデバイスの異なる運用パラメータ(87-207 kHz, 1.01-1.05 kW, 1.3-1.7 mT)を異なるばく露時間(パルス6×10分、連続1×60分)で、電磁界細胞形態と細胞骨格の変化、細胞の生存率有糸分裂活性、細胞毒性遺伝毒性、および酸化ストレスに及ぼす影響を観察した。その結果、WPTの電磁界は正常細胞腫瘍細胞株に悪影響を及ぼさなかった、と著者らは報告している。

ばく露