この横断研究は、インド系女性における抗ミュラー管ホルモンレベル（AMH）［卵巣予備能の主な指標の一つ］に対する生殖および生活様式の要因の影響を、インド北部にある民間の不妊治療クリニック7か所の患者記録から抽出したデータを用いて調べた。クリニックに通院する女性に、生殖および生活様式の要因に関連するアンケートへの回答を要請した。過去3か月間のAMH測定レベルを変数として、正常値または低値と評価した。その結果、高齢、短周期の月経、無月経、早期閉経の家族歴のある女性と、低いAMHレベルとの直接的な関連が認められた。多嚢胞性卵巣症候群のある女性、パートナーが無精子症の女性に、高いAMHレベルとの直接的な相関が認められた。喫煙、睡眠、食生活、体格指数、携帯電話またはノートPC使用との相関は認められなかった、と著者らは報告している。
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