<目的>A.A.Marinoにより反論を受けた自分たちの論文に対する回答。 <方法> <結果>まずMarinoの指摘する疑曝露チャンバーによる実験結果の標準偏差値が異なる点について、Goodmanらの結果についても同様のことがいえる。また、このことが生物学的結果を変えるものではない。internal standardについてβ-microglobulinを用いていることが実験結果を間違いに導いていると指摘するが、これは一般的に受け入れられているinternal standardであり、最近Goodmanらも磁界によるβ-microglobulinの発現に変化のないことをいっている。c-mycの発現の議論と磁界による発がんの可能性を直接結びつけることはできない。磁界曝露装置についての指摘に対してもMarinoは間違っており、我々の装置はKirschvinkにより提唱されたガイドラインに沿ったものである。mRNAの検出に用いたribonuclease protection assayはnorthern blottingと同じように高感度な系であり、Goodmanらの用いたdot blotこそ実験誤差を生じやすい。その他c-myc mRNAの定常レベル、定常磁界の影響などMarinoの指摘することは正しいとは思えない。どれだけ沢山のネガテブデータが報告されればMarinoは納得するのか。
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