<目的>Saffer and Thurson (Radiat.Res.,144,18-25,1995)によって発表された論文に対する反論。 <方法> <結果>Saffer and Thurson のc-myc遺伝子発現に対する磁界効果がないという結論はGoodmanらの結果を否定するものではない。実験回数が少ない。補正について、βミクログロブリンを対照遺伝子に使用したことも問題である。全RNAが影響を受けている可能性がある。c-myc遺伝子発現に対する磁界効果がないというだけで、遺伝子の損傷や修復過程に影響しないということはいえない。また、電磁界と発がんの関連性を否定するものでもない。陽性対照として使用したTPAの濃度にも問題がある。磁界曝露装置と対照に使用したチャンバーとの磁界密度とその方向性に関する整合性にも問題がある。さらに、血清濃度やロットも関係しているであろう。
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