<目的>治療に使われているinterferential current(IFC)が4種類のサイトカインの分泌に与える影響について調べる。 <方法>HL60細胞にIFC(4kHz)を曝露し、4種類のサイトカイン(TNFα、IL-1β、IL-6、IL-8)の分泌の変化を調べた。IFCの曝露時間や電流の大きさ、変調の要因についても検討した。 <結果>TNFαの分泌は変調なし、15分の曝露時間、250μA/c㎡で最大の効果(増加)を得た。この条件で変調する(12Hzまで)と、TNFαとIL-8で、分泌の抑制が見られた。LPSで活性化してから、変調したIFCに曝露すると、TNFα、IL-1βで増加、IL-8で抑制が見られた。IL-6には全く効果がなかった。
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