この研究は、SD雄ラット(5月齢)を次のような4群(各n=12)に無作為に分け、ヘルムホルツコイル発生磁界(EMF:15 Hz、1mT)とレボチロキシン投与(L-T4:甲状腺機能低下症治療薬:100 mg/日)の組み合わせばく露(12週間継続)の影響を調べた。4群は、無処置対照群、EMF群、L-T4群、EMF+L-T4群である。ばく露終了後、骨密度、骨の機械的特性を測定した。その結果、EMF+L-T4群で、遠位大腿骨および近位頸骨において部分的に骨梁骨量の増加および骨梁構造増加が見られた;甲状腺機能亢進症ラット(L-T4群)で見られた骨部の甲状腺ホルモン受容体発現が、対照群に比べEMF+L-T4群では減少した、と報告している。
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