この研究は、過剰なエネルギー量のマイクロ波にばく露したラットの脳での神経細胞の数の変化およびアポトーシス細胞の存在を調べた。3.0kWのマイクロ波への0.1秒間のばく露を行い、それから24時間(n=3)、3日(n=3)、7日(n=3)、14日(n=3)、28日(n=4)経過後にそれぞれのラットを屠殺して、運動皮質および海馬(CA1およびCA2領域)の神経細胞を計数し、運動皮質・海馬・側脳室脈絡叢のアポトーシス細胞を検査した。その結果、28日後において、CA1領域での神経細胞数が対照群に比べ有意に減少したが、それ以前では減少は見られなかった;CA2および運動皮質では、どの経過時間でも変化はなかった;7日後において、側脳室脈絡叢のアポトーシス細胞の数が有意に増加したが、運動皮質・海馬では変化がなかった、と報告している。
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