この研究は、極めて低強度のマイクロ波(MW)ばく露に対するマウス由来のマクロファージ細胞株(RAW264.7)の応答における核内因子(NF-κB)、ストレス活性化タンパク質キナーゼ/c-Jun N末端キナーゼ(SAPK/JNK)、toll様受容体(TLR4)の信号伝達経路の役割を調べた。NF-κB、SAPK/JNK、TLR4の経路それぞれにおける阻害剤を用いてばく露実験を行い、ばく露後のサイトカイン産生、タンパク質発現などを測定した。結果として、低強度のMWはマクロファージの活動を促進させ、それには特にNF-κB経路の関与が大きいと推定されると報告している。
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